
今年に入り、コロナウイルスが世界を震撼させていますよね。
日本でもまだまだ収まる気配はなく、緊急事態宣言の延長も視野に入っており、医療崩壊も実質しているとも言われています。
外出自粛、営業自粛という事で、自営業・正社員・アルバイト全ての方においても収入が減っているという人は少なくないのではないでしょうか。
当初は10万円の一律給付も言われ、商品券、条件付きの30万円、そして最終的に当初の案であった10万円の一律給付が決定となり、早いところでは5月中にも給付されるとのことですね。
この給付金においても、世帯主に一括振り込みされることによる懸念点や給付される時期など、様々な懸念や問題があることも事実。
また、マスク不足や消毒液などの不足なども深刻な問題ですよね。
その中で一際問題となっているのが、このコロナウイルスに便乗して起こっている詐欺被害。
10万円が一律給付されることによる給付金詐欺や、マスクなどの詐欺なども横行しているんです。
今回はそんなコロナ詐欺について、手口や被害はすでに出ているのか、その見分け方や対処方法についても解説していきます。
Contents
コロナ詐欺の種類や被害状況を解説!影響はどんな感じ?
コロナ詐欺の種類は何がある?
コロナ詐欺の種類はたくさんあります。
1つ目は「費用を肩代わりするから検査を受けるように」といって個人情報を聞き出す事例。
2つ目は「感染を防ぐために行政からの委託で消毒に回っている」、「感染防止の資料を配っている」といって個人情報を聞き出す事例。
3つ目は「今後相場が上がる」と言われ投資するよう勧誘される事例。
4つ目は支援金などの申し込み書類のFAXや電話が一方的に送られてくる事例。
5つ目はマスク関連で、購入サイトの契約を誘導され購入するも商品が届かないものや、大量のマスクが着払いで送られてくる事例。
6つ目は10万円の給付金について個人情報を聞き出す事例。
ざっと紹介しただけでもこれだけの詐欺の種類があるんですね。
コロナ詐欺の被害状況について
コロナウイルス関連の詐欺が横行しているからか、愛知県の情報では特殊詐欺被害件数が今年1月~3月、前年比2.5倍増等ニュースもあり、全国的にも増えてきているようです。
世界的にも倍以上の詐欺被害があるのだとか。
人が困る場面に漬け込むのが詐欺の特徴でもあるので、被害件数が増えることも仕方ないのかもしれませんね。
特に外出自粛で高齢者も含め家にいることが多いことも、詐欺被害件数増加に拍車をかけているそうです。
その被害額は数十万から数百万と様々で、被害総額もすでに数億円出ているそうなんです。
詐欺による影響はあるのか
これらの詐欺による影響も少なからず出てきているのも事実。
今の時期、人と会わない、できるだけ非対面でということで10万円の給付金も郵送やオンラインで完結できる仕組みが整えられていたりしますよね。
非対面での手続きが増えるということは、どの情報を信じればいいのか分からないという状況にも繋がりかねません。
特に高齢者の方となると、それっぽい情報があれば乗ってしまったりついつい教えてしまったりすることが多いのも事実。
役所や息子を名乗って詐欺が行われるケースがほとんどというのもあり、それっぽいことを言われるとつい信じてしまいますもんね。
そんな詐欺が横行していると、どの情報を信じればいいの?非対面ならなおさら分からないじゃん!と思う人もいるのではないでしょうか。
ということでこの後はその詐欺の見分け方や、自分が狙われた時の対処方法について紹介していきたいと思います。
コロナ詐欺の見分け方や狙われた時の対処法は?
コロナ詐欺の見分け方は?
コロナ詐欺について、見分け方はあるのでしょうか。
先ほど紹介した詐欺の手口6つについて調べてみました。
1つ目の検査費用肩代わりについてですが、厚生労働省からはこのような電話などはしない、と記載されていました。
電話などで世帯ごとにこのような事を行うことも、現実的には考えられません。
2つ目の消毒や資料の配布をしている事例については、怪しい・おかしいと思うものに関しては反応しないように、と記載してありました。
まずは疑う、という事が大事になってきそうですね。
3つ目の投資勧誘については、電話や訪問でこのような話をしてくることはないと思うのでまず断る事が最適かと思います。
4つ目の支援金などの申し込み書類などが一方的に送られてくる事例ですが、基本的には応じない事がいいかと思います。
10万円の一律給付については郵送での申し込みになると思うのですが、書類の内容を隅々までよく読み、本物かどうか吟味する事が大切です。
5つ目のマスク等購入サイト誘導などに関しては、SMSでの事例が多いこともあり、SMSでこういったURLが送られてくるものに関してはクリックしないようにしなければなりません。
また、サイトを運営している会社の概要や所在地などを調べてみることも本物かどうか見分ける手段として有効のようです。
6つ目の10万円給付について電話などで金融機関情報などを聞き出す事例ですが、電話でこのような事を行うことはないですし、暗証番号などを聞くこともないので、教えることのないようにするしかありません。
このように、見分けることがなかなか難しい詐欺手口も増えてきているのですが、まずは疑う!という事を行えば被害も減らせるのではないかと思います。
もし狙われた時の対処方法について
もし狙われているな、と感じた時の対処方法について紹介していきます。
詐欺かな?と思った時は対応をしないことが大前提とも言えます。
特に、電話やSMS等での勧誘等については無視することが一番かと思います。
また、自分での判断が難しいと感じる場合は、警察等への相談をする事をオススメします。
緊急の場合は110ということは皆さんご存知の通りかと思いますが、全国共通の相談窓口があることはご存知ですか?
詐欺等の警察相談専用電話は「#9110」。
これが全国共通の相談窓口になっていますし、それぞれ住んでいる地域の警察署への電話をしても対応してもらえるかと思います。
最近では、マスク等を代引きで送ってくる被害も急増しているようです。
このような身に覚えのない商品が届いた場合には代金を払わず、受け取り拒否をすることが大切です。
その後警察や消費生活センターに相談をするようにしましょう。
もし既に被害に遭ってしまった!という人もいるかもしれません。
このような人も被害額を取り戻せる可能性もあり、次の被害を防ぐためにも警察等への相談をすることが大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。